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田中一郎さん
から(の文書の全文はこのブログの後に載せています)以下の主旨の情報があった 県外避難の子どもたちは1万7895人,そのうち避難指示が出た12市町村以外からが1万人近い人たちが公的救済がされていない。 福島第1原発事故に伴う賠償・補償問題の現状を伝える2012年7月23日付朝日新聞が報じている。 事故の後,福島県から子どもを連れて県外に避難している母親たちに,経済的,精神的負担が重くのしかかっている。この「母子避難」は避難指示区域外からが多く,避難の費用や二重生活に伴う生活費などは東京電力によっては未だ賠償されず,経済的な苦悩が続いています。 避難した理由は「放射能による子どもの健康被害への不安」「子どもを外で遊ばせられない」「子どもの精神的ストレス」,そして「自分自身の(母親の)精神的ストレス」等が挙げられ「母親自身の精神的ストレス」を挙げた人が「子どもの精神的ストレス」を挙げた人の2倍という数字には驚かされます。 誹謗中傷が投げかけられ,④夫や家族,友人が残る福島を離れていることに後ろめたさを感じている,など。 県外避難の子どもたちは1万7895人,そのうち避難指示が出た12市町村以外からが1万人近いそうです。県外避難者全体では6万1548人(把握されているだけでこれだけ,実際はもっと多い?),自主避難が半数以上だと思われるが,正確な数値は国も県も把握できていない。また,こうした方々に対する賠償も支援もほとんどなく,東京電力が支払う賠償額は,避難指示区域周辺23市町村からの自主避難者の場合は,妊娠した妊婦や子どもに60万円/人(避難しなければ40万円/人),他に大人に対して一律8万円/人,県南部の9市町村の妊婦や子どもには20万円/人,たったそれだけである。この支払以外に自主避難者に対する賠償は基本的にはない。 福島県庁は自主避難者を受け入れないよう全国自治体に2度にわたり要請(住宅等の便宜や支援を避難者に提供するな)。 賠償・補償・再建支援はない,経済的な困難は日に日に増してくる,更には,お前達は勝手に逃げたのだ,などと誹謗中傷を受け,あげくが福島県庁である。 自主避難者に対しては,早く帰ってこい,と不断に圧力がかかるのです。 何もかも奪われ,せめて命と健康だけは守ろうとする人達を,この国はどうして救済することができないのか。 子どもを守る,その人間としての最も基本的なことを,ものすごい困難な境遇の中で,一人で闘って立派にやり遂げておられる,本当にいいお母さんだと,心から思います。
by koyama_h
| 2012-07-26 21:39
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