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学校プールの一般開放見合わせ問題と
産建委員会での岩手大槌(写真は役場)・遠野の視察報告 7日の総務常任委員会協議会(堀口委員長)で 学校プールの一般開放(8月1ヶ月)をプロポーザル(提案)方式の業者委託は警備業務に当たると言われ、業者がそろわず、直営では衛生、施設管理の資格取得面での課題もあり、見合わせるとの行政判断が示され、 委員会は、しゃないなァ、という形となった。 副は中尾、委員は真砂、北出、森、大森、谷。 私は市民がやれる環境をつ くって開放をすべしと思う。 判断は、職員の域を出ていない。 責任を負いたくない、というのは元々職員は負える立場にはない。 責任を負えるのは政治家である、向井通彦市長であるが、その顔が見えない。 市民に対するところの決定責任は議会が持っている。 「判断したとは思えない」ものの追認は、議会(委員会)の責任回避である。 委員会でも 市民に説明を、と言い、市長もすると言った。 説明をし、市民の意見を反映するのが市政運営でもあり当たり前の民主主義である。 ここから主権者市民の出番である。 子どもたちのために行動しよう。 公共施設は市民のものであって、その市民が自ら使っていくように これからはしていかなければならない。 これからの公共施設の運用のあり方を考えていかなければならない。 すべてを市に、 これは業者に委託にしても同じことで、 これでは財政は持たない。 使う市民が 自分らで運営すれば、市民にとって使い勝手のいいものになっていく。 市長は安全に、に、と 疑義がある様な形では開放は無理だと言うが、 法的に問題が無くても(法を決めるのが議会で、その運用も政治家としての市長の裁量権はある。責任を取るからやれ、と言うのが必要だ)今回は運用で問題があった。 子どもたちへの視点が大事である。 やる中かで、どうしたら安全にやれるのか、と言う事はあっても、 やらない安全と言う事はない。 ギリギリになって 出来ませんと言われても議会もしゃないな、と言わざるを得ないのが委員会の議論であった。 やはりこれまで一体何をして来たのか、 と愚痴も言いたくなります。 何とか今からでも、1カ月の事でもあり、市民ぐるみでやる、という判断を政治がしていく必要があろう。 それは議会の仕事で、動かし得るのは市民である。 8・9日 岩手県の大槌町(写真)、遠野市を産建委員会(井原委員長)で視察。 見てくれるだけでありがたい、 と碇(いかり)川豊町長が言われた。 遠野市では 産業振興では担当者が買い取るからと言って新製品を開発させたと「公務員らしからぬ」姿勢にも感心した。 市役所の1階がつぶれ更地に成っていて、商工会の2階に市の商工課があってそこで説明を聞いた。 パソコンが置かれた机のまわりに書類が無い庁内に行政の質を感じる。 大槌町(人口13,249人)は県内トップの流失率17%で、町長がお亡くなり職員140人が亡くなられて、行方不明475人(収容遺体数803体)もある。 説明を聞く前に基礎部分だけの様子、防潮堤が無残にも壊れたまま。 当事者にとっては魂そのものの「がれき」の山積みに、角谷(副委員長)、梶本、和気、木下、事務局の川口と共に 体の奥底にズシリと言葉を失わされる。 国の現況調査報告は「防災意識が低かった」とある。 きれい事の建前で現場を踏まえたものではないように思った。 今後、住民説明を行い、実施を住民と一緒にやっていく状況で まだまだ何時になるのか大変中、人々の逞しさに力を頂いた「シサツ」でした。
by koyama_h
| 2012-05-12 07:21
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