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"小川みさ子(鹿児島市議)♪草の根"で
原発依存社会からの脱却! & 小出先生「たね蒔きジャーナル」 ラジオ毎日放送21時からの放送 4/25「原発事故は、起きたら全ておしまい、対策なし」 という下記のような情報があって転載します。 ★小出先生電話インタビューの「たね蒔きジャーナル」4月25日分です。 「原発事故は、起きたら全ておしまい、対策なし」ということです。 ========= 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの案内、 毎日新聞ほっと兵庫の平野幸夫さんの解説で放送がありました。 略 そして原発事故のニュース、千葉さんより、福島第1原発、東電は水温の上がっ ていた4号機プールへの注入をしたものの、水漏れ等が懸念されています。燃料 集合体もプールにあり、1535体の燃料があり、コンクリートポンプ車で注水した も のの、91℃と高い、1日210トン放水しています。4号機のプールの温度は、予想 より燃料棒が高温であることにありますが、プールの水漏れも懸念されます。 4号機の建屋も破損しており、これを補強しないといけない(重さでプールが壊れ る可能性あり)のです。 1号機の圧力容器への注水も行われていますが、格納容器の6mまで水がたま っています。工程表で、対策とした水棺のひとつなのですが、意図しない形でこ の 対策が進んでいた(意図しないのに1号機格納容器が水で満杯になった)のです が、水が燃料のある位置まで行くか、格納容器の耐震性の問題もあるとのこと です。 警戒区域への一時帰宅は、1世帯一人、15歳未満は認めないと政府は地元に 伝えています。食品、家畜の持ち出しは認めていません。半径3km圏内の帰宅 は認められていません。警戒区域の家畜対策も行われ、処分も行われています。 そして小出先生のお話、原発事故の情報公開に総理補佐の細野氏が記者会 見を行っていたが、東電、経産省保安院などが今まで別々に記者会見していた のを1本化したこと、小出先生はいいのかどうか分からないとの言うことであり、 それぞれの人が意見を言うのがいい、政府と東電の言うことがバラバラで何を 信じていいのか分からない、意思統一で、それが間違っていたら大変なのです。 これはおかしいのではないかと、指摘できなくなるのです。ですから、小出先生 はバラバラのほうが好みだと言われました。東電と国の体制は、国は原子力を 進めてきた張本人なのに、責任を東電に押し付けている、国の責任を認めるべ きなのです。 昨日、原発敷地内の放射線の汚染地図を示し、どこに何シーベルトか分かるの ですが、3月22日に作られ、1ヶ月以上公開されず、これ、他の情報もそうであり 、 この国は何か、ということです。1,3号機のスポット上に汚染がある、水素爆発が あり、使用済みプールで起きた、核分裂の汚染の高いものがむき出しで、燃料 取り扱いの、汚染物があるところで、それが水素爆発で飛び散り汚染しているの です。 最大で70ミリシーベルト/時間、これはある場所の測定値で、瓦礫そのものでは 1桁上(コンクリート破片で900ミリシーベルト/時間、通常時に許されるのは 1ミリ/年、つまり1~2秒で1年間被曝というとんでもないものです)。瓦礫を取 り除 かないと作業できない、しかし、撤去した瓦礫は「放射能の墓場」をどこから作 る (チェルノブイリでは、処理に使ったヘリ、軍の車両を20km離れたところに「墓 場」 をつくり廃棄した)必要があるのです。「墓場」探しも必要なのです。消防のポ ンプ 車も、2度と使えません。その「墓場」の近くにも人は近寄れません。 一時帰宅、食品、家畜はダメですが、家畜を大切にした人にはいたたまれない、 しかし、科学的には家畜の持ち出しはダメでも、科学に計れないものがあるので す。 ペットも同じで、ペットも人も汚染されている、スクリーニングして人は逃がし たが、 汚染地帯で死んだ人は遺体の持ち出しができない、難しいのです。 海洋汚染、1~4号機の地中壁を作ると馬渕補佐官が言いましたが、これは小出 先生の専門ではないものの、大量の汚染水が地下にしみこみ海に出た、板を置い ても、水がなくなるのではない、せき止めるのは、地下なので、地下水を止める の は無理とのことなのです。 水のこと、水棺、圧力容器の水を意図的に外へ出すものですが、「意図的」では ないのに、水が高まっている、これは「意図的」ではなく、圧力容器に穴が開き 、 水が格納容器にたまる、つまり勝手に漏れて水がたまっているので、外から冷や せていいのではない、もっと水が増えて、燃料を冷やしてくれるならともかく、 今は 何のメリットもなく、圧力容器に穴が開いていたら、この計画は無駄であり、格 納 容器に何千トンの水を入れるもの、それだけ入れる設計ではない、水棺はやら ない方がいい(水棺は世界で例なしなのです。) 車、マイカーを持ち出せるかは政府は検討中ですが、車は洗車したらいいのでは 、 との水野さんの質問に、車は比較的汚染は落としやすい、しかしそのために被曝 しないといけない(汚染地帯で放射能を落とさないといけない)ので、被曝時間 が 長くなるという問題があり、全部は落とせないので、あきらめないといけないか も 知れない、チェルノブイリでも、多くの車両が廃棄されているのです。 毎日、小出先生のお話を聞いたら、原発事故は、起きたら全ておしまいで、対策 なしというのがよく分かりました。これは、戦争と同じです。いや、放射能とい う勝ち 目のない相手に対して、日本は戦争を行っているのかも知れないとすら思いまし た。 この番組、明日もお知らせいたします。
by koyama_h
| 2011-04-26 22:43
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