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17日谷垣新法相、死刑執行しないで!
で綾部市の大本教での「死刑執行停止祈願祭及び殺人被害者・死刑執行者慰霊祭」が行われ、大本教の関係者からの教団は死刑制度に反対で、執行があった時には一人一人の名前をよんでの追悼を行っている、との言葉もあった。 安田好弘弁護士からも発言があって、死刑制度について「基本的には必要だと思っている」と言った法務大臣はおらなかった、と言う事も言われ、死刑執行への危機的状況が言われた。 その後、バスで福知山駅に行って駅頭でビラ配り、谷垣禎一事務所に「死刑執行しないで!」の文書を代表が持って行った。 私はマイクで 憲法から死刑はしてはいけないという立場である、と言った。 裁判で罪の重さは死刑に値するということであって、実際に人を殺すということはしないということが法務大臣の印鑑がいる、ということであって、「殺さない」と言う憲法の精神をそこのところで担保しているのである、と言った。 谷垣さんを選んだ福知山の皆さん是非人を殺すことに判を押さないように言って下さい。 大臣が判を押すというところで、その時には「一人の人間として判断する」ということになればお(捺)せない、と言うのが人格の無い組織としての立場からではなく「人間」というものである。 憲法36条の、「公務員による拷問及び残虐な刑罰は絶対にこれを禁ずる」、と言う事の中身は当然に人の命を奪うという以上の残虐は無い。それは殺し方の方法ではない。 外に向かっては「武力による威嚇又は行使は国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する(9条」」は、国内的には死刑制度は廃止することとは対をなす。 政治は 国民・市民の安全が得られるということが目的であるはずですから、その目的から言っても死刑は、人を殺すことを持って果たせるはずもないし、よしんば、それがあったとしても人の命を奪っての手段は絶対にすべきものではないししてはならない事である。 それをやっているのが今の日本である。 世界で国として死刑制度を持ち「日々人を殺している」のは「先進国」では日本だけと言うのが現状です。アメリカも死刑制度がある洲はありますが、ない州もあります。 ヨーロッパ連合では死刑制度があれば連合には加盟できないと言われています。 この日のアムネスティーの方の発言では200ある世界の国の中で140カ国で死刑が無かったと言われました。今や死刑のある国は世界では少数国です。 廃止した国では、政治家が主導権を持って政治の責任として行っています。 隣の韓国では死刑制度の廃止にむけて具体的に進められ、現実に死刑は今行われていません。 人権の最も大事な人の命を国家が奪うという人権無視の日本社会を一刻も早く死刑のない社会を実現していかなければならない。 しかし、世論調査では死刑を求める人が増え続け、反対の人が増え続けているという。この幅に立って死刑が必要か、必要でないかとあいだに終身刑も提起をしながら殺してしまうことだけは回避していく道も探っていかなければならないのではないか、と言う安田弁護士の具体的なことも提起された。 終わって、2時前の特急に飛び乗り、中で指定席を買い求め宝塚を通って泉南に6時前、帰った。 行く時は一番電車5時36分樽井から京都に出て9時46分に綾部についた。 申し入れ書 谷垣禎一法務大臣殿 市民、社会の声に耳を傾け、死刑を執行しないでください。 私たちは、本日、綾部市の大本みろく殿をお借りして、「谷垣新法相、死刑執行しないで!」要請集会を開催しました。 京都の市民団体や宗教者、弁護士をはじめとして、死刑廃止を求める全国のたくさんの組織が結束して、谷垣法務大臣に対し死刑を執行しないよう求める集会です。 谷垣法務大臣は、就任記者会見において、「国民感情」や「被害者感情」を挙げて「現行(死刑)制度を設けているということはそれ相応の根拠がある。その法の下で執務をしてまいりたい」と述べ、在任中の死刑執行に前向きな姿勢を示しました。 しかしながら、「国民感情」の指摘とされる内閣府実施の世論調査については、質問文が誘導的で中立的でないとの指摘が専門家からもなされています。また、殺人等の重大凶悪犯罪の被害者遺族の中にも加害者に死刑を望まない方がおられ、被害者の姿は一様ではありません。 さらに、この世論調査による「国民のほとんどが死刑の執行を支持している」という 「国民感情」の中身は、私たち人間の中にある恨みや報復、制裁という暴力を正当化する心です。そこで奪われた被害者の命に対する悲しみや慈しみの心は置き去りにされています。 世界では、生命を奪う究極の刑罰である死刑は時代遅れのものとなっています。国連では、昨年12月に過去最多の111カ国の賛成で死刑執行停止決議が挙げられています。この決議では、誤判にもかかわらず死刑が執行された場合に取り返しがつかないことや、死刑に犯罪防止の効果がないことが指摘されています。 日本においても誤判えん罪の事例は相次いでおり、2008年に死刑が執行された飯塚事件の久間三千年さんもえん罪の可能性が高いとされています。 谷垣法務大臣におかれては、「制度があるから」と死刑制度を肯定するのではなく、その制度そのものや、死刑確定者が置かれている現状をリーダーシップをもって精査いただき、死刑制度が人の命の尊厳を奪い続けていることを認識し、死刑廃止にむけた開かれた議論を開始して頂きたいと思います。 私たちは、谷垣法務大臣が存在中に死刑を執行しないことを求めます。 2013年2月17日 主催 死刑廃止を求める京都にんじんの会 「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク 京都から死刑制度廃止をめざす弁護士の会 公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
by koyama_h
| 2013-02-19 14:30
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