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傍聴メモを基に書いていますので、『大体こんな内容であった』という事でお読みください。
正式には議事録が出ます。 14日(歳入、総務費)から審議が行われ、15日(民生費)、休み明けの18日(教育費、土木費、特別会計、水道))と副市長、各部長らへの質疑が行われた後、19日向井通彦市長出席の中で質疑が行なわれました。 2010年10月19日市長総括質疑 竹田光良議員=市税減について 向井通彦市長=バブルによる地価下落、リーマンショックによる所得減によるもの。 ●竹田=1200万円の赤字決算について ★市長=カバーし切れなかった。プライマリーバランスをしっかり守っていく。事務的経費の削減に更なる努力をする。 ●竹田=税収アップ策、人口を増やす議論もあった。このままでは焼け石に水、増やす案は。夕張の様になるのではの声も市民から聞く。 ★市長=定住志向を高めていく。空港2期で市街化に用途変更で増収になる。りんくうは9割が埋まったが残りを分譲、定借いずれかで埋め、その後、内陸部への波及効果を行なっていく。商工会にも働きかけて(工場跡理や空き店舗等の)利用拡大を進める。 ●竹田=住みやすい泉南市をアッピールしてほしい。庁舎等の公共施設の耐震予備診断を進めてほしい。職員の研修において他団体との交流などでスキルアップを行なってはどうか。 ★市長=庁舎は56年以前の建物である。3階が可能な基礎、柱であるので耐震力はある。小学校、中学校からやって保育所もやっている。その目処が立ってから(他を)やりたい。(職員のスキルは)以前よりは充実している。どういう形がいいのか。給与持ちの他への出向は難しい。垣根を越えた研修を以前は自発的にやっていたが課題である。権限と金は厳しい。メニュウーに財源が伴う一括して求めていく。 ●竹田=公民館にも目配りを。夕張に東京は2人を派遣していた。厳しいところへ派遣をしていた。戦略的やなーと思った。浜保育所、鳴1・2の耐震化はこれは先に図る必要がある。保育所は長く子どもがおる場所でもあって急がれる。 ★市長=学校には補助があるが、保育所には無い変な体系になっている。せめて予備調査ができるように前向きに検討する。一括交付金になれば自由になるので(保育所の耐震にも)充当していける。 ●竹田=妊婦検診は2500円で10回だが充実を求める。 ★市長=全国的にも大阪府は低くその中でも泉州地域は低い。最下位を脱却したいと意気込みで何とかしたい。 ●竹田=保育所は大事な観点、早急に願いたい。妊婦検診助成は府内統一でお願いしたい。砂川駅前事業、宮本住宅建て替え、学校施設の老朽化で建て替えには補助金がつかないんだという事も言われたが。 ★市長=信樽線は未だ一部が残っているがやり遂げたい。火葬場、砂川駅前のどちらが先か議論をしていただきたい。宮本住宅の建て替えは当初の19億円ではなく二分の一、三分の一で出来る方法を模索している。学校施設については26年度までに耐震補強をやる。24年度を目処に全体計画を教育委員会で立てていただく。事業は難しいが順次やっていく。 ●竹田=議会にも議論をさせてほしい。 10時39分 森裕文議員=19億円の不足。地方交付税31億4000万円を頂戴した。国のバラマキに助けられた。市としては助かった。1億1千万円の地域雇用推進。22年、23年度もバラマキされるようである。しかし、それに頼って入られない。究極の選択で給与に手を入れた。申し訳は立たない。決算の議論は22年予算には間に合わない。23年に活かしていかなければならない。認定こそが終わってしまった。予算審議よりも(決算を)真摯な態度でしなければならない。教訓を議会としても取り組まなければならない。 ★市長=厳しい内容である。予想以上に落ち込んだ。地方交付税が確保された。振り替え運用しないで対応した。人件費の効果もあった。起債残の普通建設債は減額。22年度は想定以上の減。次の5年間では厳しい数字が並ぶ。給与削減は今回の4年間を最後にしたい。 ●森=財務四表を、単式では流れが把握できない。決算の議論においても重要である。条例で義務付けている自治体もある。 ★市長=決算が確定しなければ作成できない。手続き的には厳しい。 ●森=認定後でなければ出来ないのでしょうか。緊縮財政の中、教育、福祉も聖域ではない。選挙のマニフエスト、市民との約束は執行出来ると思っているのか。コミバスを増やしていく、3台から4台。(必要と)おっしゃっていない方、立ち止まって見ては如何かな。私は立場が弱い人間ですから反論はしませんが、聞いて見ると病院に行く時間に間に合わない、と。全体のバランスの中で確認する必要があるのではないか。 ★市長¬=政治家が約束したもの。解禁されて初めての選挙だった。やれる範囲のこと、奇想天外なことは挙げていない。願いも含めてあります。しっかり守っていく。政治家ですから(守らないのは)いけないと思います。思いで運営したい。(実現には)議会の議決も得なければ成らない。スパイラルアップしていく。1歳上げる。どんどん上げていく。コミバスは私としてももう1台必要だと思っている。5人に一人が65歳以上。1年で4.7人に1人となってきている。後1台増やしたい。 ●森=法人税が四分の一に減っている。国に期待しておれない。ささやかでも景気対策を打たなければ成らない。例えば、地元優先を打ち出す。非常事態ですから。分離発注を心がける。法人税が減っているときで何を言うのかといわれるが、刺激して活性化を図ることは必要である。世の中動くかもしれません。愚案なんでしょうけれど。経済は生き物ですから。中途半端はいけない、失敗を恐れず、また手を打てばいい。このままではスパイラルで落ち込んでいく。 ★市長=(地元への配慮は)変わってはいない。規模、難易度で対応しにくい案件もある。電機、供給処理施設などはやっている。機会は与える。数の(少ない)問題もある。 法人税40%では海外に勝てない。 言われることは十分わかる。自治体だけでは現実には踏み切れない。国の方でやってもらわなければ成らない。 11時07分 ●成田政彦議員=退職債発行、振り替え運用、職員給与削減でやっと持ちこたえられている。14億円は返していない。 ★市長=厳しく受け止めている。新たな振り替え運用はしない。頑張りぬいてきた。開発公社の60億円が残る間に検討したい。買戻しをして解散することも検討している。公債比率は17%前後で推移している。(指定管理者による運営で)施策としては展開してきている。泉南中学校のトイレ改修は内々には発注する。年度内完成に向けて努力する。新火葬場事業は通常のやり方ではなくプロゼクト事業で行なう。 ●成田=泉中など学校の建て替え時期に来ている。学校施設の建て替えを打ち出せばようやったと思われる。英断と勇気を持って示しては。幼保一元化についてはどう考えているのか。 ★市長=(信樽線を)通っていただいてありがとうございます。公と民で1箇所ずつやりたいと思っています。国も新たな幼保のあり方を打ち出しているのでそれに合わせるような形で26年度に実施に向けていささかも変わってはいない。一丘団地の(整備見直しの)順位を上げていただければと思って横浜にあるUR事務所や大阪の支所にもいって求めてきている。 ●成田=りんくうタウンの水道事業の大阪府への維持費の負担を要求して行ってほしい。 ★市長=公共施設の移管の際に一定負担をしていただいている。進出企業にはアドプトで協力を頂き、市の経費節減になっている。水道のランニングコスト、減価償却についての課題がある。 ●成田=新しい商売人と、若い人を呼ぶ事も考えてほしい。 ★市長=なおざりにはしていない。成功に値するイベントはない。それには広い場所が必要になる。商工会と連携して考えていく。商工振興条令つくって責務を定め三位一体で行なうことが大事。 11時44分 ●河部優議員=105億円が90億円台に、そして今は80億円台に税収が入ってきている。 少子高齢化で税収増は考えにくい。どのようにつくり上げて行くのか、手腕が問われる。政権が変わり分かりやすい、悪ければ支持率が下がる。政権が変わる。子ども手当てで使い方、価値観が変わってきている。水道の統合、国保税、幼保一元化、鳴滝第一小・第2小の統合、指定管理者による公共施設の民間団体、企業へ委ねられて、市民参加が大事な時代である。市民が市を選択する。死ぬまで住むという時ではなくなってきている。市民の選択が加速されるのではないか。第5次総合計画の決定を踏まえてこれからの10年をどう進めていくのか。 ★市長=大局的な質問を頂いた。22年度以降黒字基調に変えていけるように行革の中で基盤をつくり上げていく。海から山まであって災害の少ない住みやすい地域である。防犯に、ショッピングしやすい街を目指してきた。至らないところは有る。残された課題に果断に取り組んでいく。肝に銘じて住んで見ようという街にする。内にあるものからだけではなく、外より、住むなら泉南市という街にしていきたい。 11時50分 ●角谷英男議員=街が弱くなっている。行革の影響は。不況の中でどんな街になるのかなあ。良い魅力づくりは行革だけでは出来ない、増収を考える必要がある。第5次、来年度つくるのであるがこれまでの計画は実施計画がない。公共事業の優先順位は。新火葬場、砂川駅前整備、砂川樫井線はどうなるんだろうか。 ★市長=結果としていかなる理由があろうと赤字は許されない。1600万円の赤字の予測からは振り替え運用は予算ではあったが使わずに行なった。 りんくうタウンは100%埋めていくことが目標、ゴミ問題も有りますが。りんくうタウンは夕日百選など観光資源が豊富である。内陸部も大いにPRしていかなければならない。方策を講じる。横との連携、岩出市との連携をしていく意見の一致も岩出市長と先日会ってしている。 公共事業の予算枠は4億円。それに別枠として大型事業(新火葬場)はプロゼクト事業として行い、順次やっていく。イギリスのバラ園が2年ないし3年ほどかかる。大きな集客力がある。その積み重ねが、一挙に増収は難しいが。総合計画に実施計画がないのは残念、伴っていなかった。今後は実施計画はセットで必要である。 ●角谷=視察をした。左部課長も同行した。感じたのは弱いと感じた。出来たら下請けに出してくれませんかと言った。商工会が観光として、地域ブランドを開発している、是非ですね試食会に来ていただいて意見、激励をしてほしい。 農業公園、(バラ園は)結構なこと。良いアイデアはないのか。うまく活用する方法はないのか、対案として市が出していく。 ★市長=(りんくうタウンの進出企業とは)2回協議を実施した。アクセスの強化を言われた。歩行者ラインも出来て(信樽線開通で)満足いただけるようになった。商工会に入ってほしい、仲間の一員として土俵に上がって貰いたいと言った。システムが出来上がっている。商工会と相談してやっていく。試作は聞いているが案内がなかった。1品運動のときは審査をせよ、という事でやった。案内をいただければ何を押してもいく。 将来バラ園をしたいという計画もある。実質的な維持管理的な1部を除いてやってもらえるんではないかなーと思っている。春と秋バラは咲く、(観光の主流に)なりうる。 12時07分 ●南良徳議員=(農業公園の)有料化、来てもらえる施設。830万円管理費に見合うものとして100円とか50円でも良いと思う。ゲートの入り口とかで徴収してはどうか。 ★市長=払う価値があることが大事。中身、内容に於いて。現状では厳しい。管理費をペイするものにというのは貴重な意見である。 ●南=その方向で進めていただきたい。(樽井浜の大阪府からの)敷地料が安くなっている。標識が少ない。わくわく広場が和歌山側から来てわかりづらい。信樽線に入るところの市役所へという標識もない。 ★市長=海水浴場運営は厳しい。出店、参加者は退散してしまった。今は樽井漁業組合だけである。猛暑で今年は良かったといっていた。昨年はダメだった。彼らの口から良かった、というのは本当に良かったと思う。基金の積み立ても必要だと自覚して対応してもらえる。十分ではないが(駐車料は)下げるようにはなっている。 ●南=防犯灯は5600箇所ある。LSDに取り替えてはどうか。 ★市長=貴重なご意見である。 12時21分 ●大森和夫議員=信樽線の削減を言うた。基幹農道で反対した。幼稚園は大規模宗教団体で造るものだった。それがダメになってクウラーも付けられない。 ★市長=中止をして何がメリットか。現在10月1日に開通した。物事にはけじめがあって終わりがある。幼稚園は効果の先取り。スリムな自治体にしていかなければならない。 アスベストへの取り組みだけではなく他でも評価いただきたい。 12時26分 中尾広城委員長=2時まで休憩します。 討論 一般会計決算反対討論 大森和夫=分析が必要である。税収は5億9300万円のマイナス。支出は信樽線に6億9300万円、基金の繰り入れ。大型公共事業の見直しがない。市民いじめ。福祉タクシーの削減など。こんな状況では脱却は出来ない。修正案を出した。途中で止めるのはみっともない、というが投げ捨てるのはみっともない。西信達小・中学校、泉南中学校、前畑市営住宅、市役所の耐震化は進んでいない。 火葬場はほっちらかして進んでいませんでした。砂川樫井線は中断した。図書費が減らされた。司書の配置もない。就学援助は少ない。開発公社への対処は何故しなかったのか。信樽線、基幹農道は1度は否決されている。ここまで来るまでに中止しなかったことに問題がある。 アスベストは命の問題。弁護士、原告も頑張った。生活も楽になったという声もある。市にもプラスになった。アスベストだけをやっているわけではありません。市のPTA会長もやっている。中途半端にやっているわけではありません。 賛成討論 竹田光良議員=15年度以来の赤字決算。課題を残し硬直化がある。指定管理者による低コスト化。市民サービスの向上、学校の耐震化を評価する。100%に向けて努力を求める。一丘・新設幼稚園事業の推進をした。財政健全化は達成されなかった。重要政策に力を入れた。行革のより精度の高い中身を要望する。 14時12分 賛成は竹田、南、角谷、河部、森 反対は成田、大森(副委員長) 委員長は中尾広城で賛否同数以外は採決には加わらない。 介護保険会計には大森議員が反対討論 値上げになった。6段階が10段階になって改善した面もあるが、業者が安心できるものでは無い。 採決は一般会計に同じ。 後期高齢者医療会計には大森議員が反対討論 値上げとなった。医師会、議会でも反対している。 採決は一般会計に同じ。 他会計は全会一致で承認した。
by koyama_h
| 2010-10-21 20:20
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